消化器内科
消化器内科
主に消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、直腸)、肝臓、胆嚢、膵臓などに関係する疾患を診察いたします。口から肛門までの食べ物が通る約9メールの消化管(食道、胃、小腸、大腸)と、肝臓、膵臓、胆嚢など広い領域に関わる病気を診療いたします。消化器内科の病気は早期発見、早期治療が一番大切ですので、これといった自覚症状がない場合でも、いつもと違う、何となく体調が悪いと感じているような場合、まずはご相談ください。また、当院では胃・大腸内視鏡検査、腹部超音波検査も行っています。
腹部超音波検査は腹部エコー検査ともよばれ、腹部にプローブを当て超音波を発信し、そこから返ってくるエコーにより肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、膀胱、前立腺、さらに子宮や卵巣などを検査することができます。また、この検査はX線検査のように放射線被爆の心配がない為、妊娠中の方でも利用できる検査です。検査は臓器がモニターにリアルタイムで映し出されますので、説明を受けながら安心して検査を受けていただくことができます。
先端にCCDカメラ(超小型カメラ)を内蔵したファイバーを、鼻(口)あるいは肛門より挿入し、食道、胃、十二指腸や大腸の内部を観察します。また、必要がある場合はポリープの切除などをすることもできます。検査をするにあたり、胃や大腸を空にしておく必要がありますので、事前の準備が必要です。検査自体は短時間で終わりますので入院の必要もありません。消化器系の病気は早期発見・早期治療が肝心ですので、定期的に検査をなさってください。